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「【歴史ミステリー】世界を裏で支配する名家・ロスチャイルド家」の備忘録

世界ミステリーch

【歴史ミステリー】世界を裏で支配する名家・ロスチャイルド家

 

 

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世界ミステリーchへようこそ

今日も世界中に溢れるミステリーのなかから

1つお話を紹介していきましょう

 

今回お送りする動画は

世界を裏で支配する名家

ロスチャイルド家

についてです

 

ネットやテレビ、書籍などの陰謀論

都市伝説を見ると

必ずといっていいほど登場するのが

ロスチャイルド家です

 

名前は度々登場するので

名前は知っているけど

どんな一族なのか知らないという人もいるかもしれません

 

今回はそんなロスチャイルド家

どのような経緯で世界有数の一族になったのかを

簡単に紹介したいと思います

 

お送りする内容は

ロスチャイルド家の誕生として

一族の祖ともいえる

マイヤー・アムシェル・ロートシルトについてを紹介

 

そして巨大になるロスチャイルド家として

どのような出来事を経て

莫大な財産を築き

世界有数の一族へとなっていくのかを紹介します

 

それでは

どうぞ最後まで動画をお楽しみください

 

金融業界は経済の血流ともいえる業界

そんな中18世紀より

欧州の金融を支配してきたのが

ロスチャイルド家です

 

ロスチャイルドとは英語読みで

ドイツ語読みでは

ロートシルトと言います

 

歴史に名を残す大富豪一族として知られる

ロスチャイルド家

ドイツ中心部のフランクフルトにある

ユダヤ人街で生まれた

マイヤー・アムシェル・ロートシルトから始まりました

 

1764年マイヤーは20歳の時に

ロスチャイルド紹介を設立

そこでは両替業・貸金業

そして小銭業が主な業務でした

 

古銭というものは

たくさんの公国や小国が

独自性を出すために

色んな趣向を凝らしたデザインの硬貨を作っていました

 

そのため

上流階級には愛好家も多く

高値で取引されていたといいます

 

マイヤーはこの古銭業を通じて

エメリッヒ・フォン・エストルフという

将軍を顧客に持つと

その縁で領主であるヘッセン家の皇太子

ヴィルヘルムに近づいていきます

 

そして古銭コレクターだった皇太子に

珍しいコインを格安で譲っていたのですが

そこには父親譲りの承認の血が流れる

マイヤーの計算がありました

 

やがて思惑通りに皇太子と親しくなったマイヤーは

1769年

20代にして宮廷への出入りが許される

宮廷御用商人の地位を得ます

この肩書により

彼はさらに多くの顧客を獲得するようになると

ここからビジネスの基盤を大きく広げていったのです

 

ヴィルヘルムは

1785年10月

父のフリードリヒ2世が死去したため

ヘッセン=カッセル方伯ヴィルヘルム9世となりました

そして当時のヨーロッパでは

最大級といわれる資産を相続することになります

 

一方のマイヤーは

妻との間に生まれていた5人の息子たちに

自らが培ってきた

その錬金術ともいえるノウハウを叩き込んでいました

 

ヴィルヘルム9世となっていたヴィルヘルムは

フランクフルトから離れた

カッセルのヴィルヘルムスヘーエ城に移っており

マイヤーは一時疎遠になっていました

 

しかし父の仕事を手伝うようになっていた息子たちは

方伯からも気に入られ

精力的な彼らの活動が評価されると

1801年には

長い付き合いのあったマイヤーに

財産の運用を任せることに

こうして当時は部ぶりの良かった

ヘッセン家の銀行家として

ロスチャイルド家は着実に財をなしていきました

 

大公から全幅の信頼を得たマイヤーは

大公の資金で株式投資を行うと

利益を上げながら金融センスを磨いていきます

 

さらにはあちこちの宮廷に出向くと

権力者たちを相手に

マネーコンサルタントのようなことも行いました

 

マイヤーは1812年にこの世を去りましたが

父の教えと莫大な資金をもとにして

子どもたちは次々と独立

長男のアムシェルはフランクフルト

次男のザロモンはウィーン

三男のネイサンはロンドン

四男のカールはナポリ

そして五男のジェームズはパリと

五か所に分かれて銀行業を拡大します

 

ロスチャイルド家は1822年にハプスブルグ家より

男爵の称号と共に紋章を授けられましたが

この紋章の中の5本の矢を持った手は

マイヤーの5人の息子たちを象徴しています

 

こうして

ヨーロッパの主要都市に銀行を構えたことで

現在でも世界を股にかける

ロスチャイルド家の金融ネットワークが誕生したのです

 

マイヤーと5人の息子によって

ヨーロッパ屈指の財閥の道が開かれました

5人の兄弟は

それぞれ高いビジネスセンスを持っていたのですが

中でもロンドンを拠点としていた三男のネイサンは

もっともそのセンスが高かったといわれています

 

続いては

そんなネイサンのビジネスセンスを

象徴するエピソードを紹介していきましょう

 

 

【巨大になるロスチャイルド家

 

 

当時のヨーロッパは

ナポレオンの登場によって混乱を極めていた時代

「戦争の天才」とも言われたナポレオンは

ヨーロッパ全土を支配下に置くべく

各国との戦争を繰り返していました

 

そんな中で

ネイサンは財政界に築いた「情報網」を武器にして

武力ではなく「情報の戦争」ともいえる

大きなビジネスチャンスを仕掛けるタイミングを

虎視眈々と待っていたのです

 

一度は失脚したものの

再び王位に返り咲いたナポレオンは

イギリス・オランダ・プロセインの連合軍と

ベルギーで戦火を交えます

これが1815年の「ワーテルローの戦い」です

 

フランス軍が勝つのか

それとも連合軍が返り討ちにするのか

この戦いの結果が届くのを

イギリスの金融業界は心待ちにしていました

 

もしこの戦いでイギリスが敗れてしまえば

イギリスの国債は紙くず同然になってしまいます

しかしイギリスが勝利すれば

国債が急騰することは目に見えていました

 

この国債が「売り」になるのか「買い」になるのか

市場関係者が戦地からの一報を待っていたときのこと

ここでいち早く動きを見せたのがネイサンでした

 

ロンドンの証券取引所にやってきた彼は

ワーテルローからの連絡が来る前に

突然イギリスの国債を売り始めたのです

 

既に切れ者と評判だったネイサンが

国債を「売り」に転じたことで

史上では彼に倣って

大量の国債が売られてしまいました

 

こうして人々はネイサンの行動を見て

イギリス軍が敗れたと確信すると

たちまちその額面は暴落していったのです

 

ところが

ネイサンはこのどん底まで値下げしてしまった国債

ひそかに買い占めていました

 

やがて報じられたワーテルローの戦いの結果は

国債を売り払った人々には

思いもよらないものだったことでしょう

イギリス・オランダ・プロセインの連合軍は

ナポレオン軍を完膚なきまでに叩きのめしていたのです

 

勇み足で国債を手放してしまった人は

どんな思いだったのでしょう

これによって多くの投資家や名門家系が

破産してしまったといいます

 

実はネイサンはイギリスの勝利の情報を

いち早く入手していたものの

口を閉ざしており

国債の値を下げるために一芝居打っていました

まもなくこの国債が高騰したのは

いうまでもありません

 

こうして巧みな情報操作によって

ロスチャイルド家は莫大な金を独占したのです

 

実はネイサンは戦費がかさんで

財政難に陥ったイギリスに多額の融資をしており

イギリス軍を率いる

ウェリントン将軍とのパイプを構築

そうした事情もあり

彼の元には公になる前に戦地からの一報が舞い込んでいました

 

このエピソードからもわかるように

ロスチャイルド家の面々は

質の高い情報を誰よりも先に手に入れる手段に長けていたのです

 

さらに

電話やインターネットなどもない時代

5人の兄弟は自前の高速艇や郵便馬車伝書鳩などを使って

お互いが手に入れた情報を頻繁にやり取りしていました

しかもこうしたメッセージは

ロスチャイルド家以外の人間は読むことができない

暗号で記されていたといいます

 

ネイサンはこの時の儲けだけで

100万ポンド以上の利益を得て

財産が2000倍以上に膨らんだともいわれました

 

さらにヨーロッパでは

ワーテルローに勝ったのは連合軍だが

実際に勝ったのはロスチャイルド家だった」

とまで言われたといいます

 

これをきっかけにロスチャイルド家

イングランド銀行を支配していくことになりました

そして彼らは戦乱に乗じて

ヨーロッパの列強に多額の資金を貸し付け

また各国の国債を売却する窓口を引き受けると

利益ばかりか財政界における地位までも手に入れました

 

こうしてヨーロッパの金融は

ロスチャイルド家が一手に手中に収めることになったのです

 

 

いかがでしたでしょうか?

世界を裏で支配する名家「ロスチャイルド家」について

紹介しました

 

このようにロスチャイルド家は金融の世界で力をつけましたが

亡くなったマイヤーの遺書には家の結束を強くするため

遺書に次のような内容も残されていました

 

事業するのは男子相続人だけにする

長男が家督を継ぐ

事業は秘密厳守にして

在庫や財産の目録を公表しない

そして結婚はロスチャイルド家の親族内で行う

この遺言によって確かに結束は固くなったかもしれませんが

最後の近親婚によって病気がちな子も生まれたのでしょう

フランクフルト・ナポリ・ウィーンの一族は

20世紀初頭までに閉鎖しているんですね

 

今回は

ロスチャイルド家が世界有数の一族になった歴史を

紹介しましたが

もしこれで興味を持たれましたら

是非ご自身でも調べてみてください

 

 

〆略