「【7分で解説】ハッタリの流儀|堀江貴文著【ストーリーを売れ】」の備忘録
【ホワイト転職サラリーマン】サラタメさん
【7分で解説】ハッタリの流儀|堀江貴文著【ストーリーを売れ】
今回は
2019年7月10日発売の
ハッタリの流儀
ソーシャル時代の新貨幣である「影響力」と「信用」を集める方法
の見どころについて解説させていただきます
さっそく結論ですが
この本を一言でまとめると
「それ絶対無理だろ」と思われるような挑戦をしろ!
ということです
要はタイトルの通り
ハッタリをかませ!ということで
例えばあの人気漫画ワンピースの主人公ルフィが
海賊王に俺はなる!
と聞かれてもないのに言っているようなあの感じです
ちょっと体がゴムみたいに伸びるっていうだけで
俺海賊王に絶対なるからと豪語するような
あのテンションで行こうぜって背中を押す内容です
いかがでしょうか?
きっと皆さんの感想としては
あの海賊王なテンションって少年漫画だから成立するんでしょ
とリアルな現実社会であってもただのイタイ奴で終わるでしょ
そんな風に思いますよね?
分かります
正直私もそう思ってしまう部分はあります
ただ、この本では
そういう無謀な挑戦をすることが
ただの青臭いキレイごとではなくて
合理的になる時代が来ている
言葉を変えれば
無謀な挑戦とかハッタリはもう
ビジネスとして成り立つ時代が来ている
ということが書かれています
何故ハッタリ・無謀な挑戦が
ただのキレイごとではなくビジネスになるのか?
ここがこの本で一番大事なポイントですが
その理由は
モノや情報が溢れているこの時代において
ストーリーというものが非常に重視されるようになったからです
「ストーリー」これがキーワードです
人々は今
このストーリーを求めている
ということなんです
これはどういうことかというと
もう我々消費者に提供されるようなモノ
商品もサービスも情報も何でもかんでも
安くてかつハイレベルな物になってきていて
スペックとかクオリティで
差別化ができなくなってきているのです
一般的な消費者の目線からすると
どれも一緒に見えるんです
例えば
十分美味しい食事が提供されますし
昔は高くて分厚い本を買わないと
知ることができなかったような情報が
もうネット上に無料でゴロゴロ転がっていると
そんな風に
どの商品も情報も価値が変わらなくなっていく中で
求められるようになってきたのが
ストーリーなんです
具体的に言うと
その商品は
どういうストーリーで開発されたのか?
その情報は
どんなストーリーを持った人間が発信しているのか?
そのストーリーが重要で
そこでしか差別化できなくなってきているんです
そこで登場するのがハッタリです
ハッタリをかまして
今は大したことないんだけども
これからすごいことになるよっていう
それこそ
ワンピースのような少年漫画のようなストーリーをもってして
応援してもらうことが差別化の要因になるんです
応援したくなる商品とかヒトには
自然とヒト・モノ・金っていう資源が集まってくるので
最終的に成功に繋がるという仕組みがこの本で語られています
ここまで聞いてもらっても
まだハッタリなんて本当にビジネスに活用できるのか?
って疑われている方もいるかと思いますので
このハッタリを実践した具体例として
この本にも書かれている
キングコング西野さんの
オンラインサロンの話をさせて頂きます
キングコング西野さんのオンラインサロンといえば
2万人以上の会員数がいる
日本でもトップクラスで大成功しているオンラインサロンです
このオンラインサロンの成功に
ハッタリとかストーリーというものが存分に活用されています
まずハッタリとして
西野さんはウォルトディズニーを倒す!と豪語しています
あのディズニー作品を生み出してきたウォルトディズニー
あれを倒すって言ってるんですよ
いいですよねこれ
海賊王感満載の分かりやすいハッタリです
西野さんのファンに怒られるの覚悟で言いますが
これはもう完全にハッタリです
実際西野さんも意識的に仰っていると思います
西野さんの本とかインタビューとかでも言ってますから
自分は情報を売るのではなく
ストーリーを売ってますって
ディスりたいとかそういう意図ではないのですが
これは確信犯的にハッタリなんです
なんなら西野さんは
無謀な挑戦をぶち上げるだけでなく
定期的に失敗とかピンチを盛り込むと仰っています
最近で言えば
美術館を建てるために
3億円借金したみたいな
分かりやすいピンチを意識的に演出しています
こうやって意識的に演出したストーリーを提供することが
ファンにとってはずっとそのサロンにいる理由になるんです
というのも
ストーリーなしで
ただノウハウ的な情報を提供するだけの
オンラインサロンだと
所属しているファンとしては
知りたかった情報を取りきったら
もうサロンを卒業してしまいます
西野さんは
まるで少年漫画のようなストーリーを
ファンと共有することによって
2万人という膨大な数のファンを
濃いファンとして維持できているんです
ということで今回は
堀江さんの新刊
ハッタリの流儀について解説しました
まとめると
今の時代
商品とかサービスとか情報とか全般において
スペックやクオリティで差別化するのが
難しくなってきていて
ストーリーというものが重要になってきていると
そのストーリーを演出するためにはハッタリ
皆から見たらそれ絶対無理でしょ
というような挑戦をぶちかますことが大事なんだよ
そんなことが書かれた本でございます
最後に補足ですが
この本で語られているようなハッタリをかまして
ストーリーを演出して
ファンと共有するみたいな話は
我々普通のサラリーマンには関係ないじゃないかな?
と思う方がいらっしゃると思うのです
どうしても
堀江さんとか西野さんっていう
有名人が出てきてしまうと
著名人個人のブランディングだけに関わる話に
聞こえてしまうと思います
ただ私は
我々サラリーマンが仕事で扱うような
サービスとか商品でも
ハッタリというかストーリーを共有する
っていう考え方は重要だと思います
皆さんが仕事で扱うような商品とかサービスでも
強豪となる、ライバルとなる他社と比べて
スペックが圧倒的に優位ということは
そうそうないと思うんですよ
そりゃ圧倒的に優位であれば
仕事もラクだと思いますけども
なかなかそんな恵まれた環境の人ばかりではないはずです
そんな中でも自分の扱う商品とかサービスを
人に評価してもらったり
お金を出して買ってもらったりしないといけないわけで
そうなるとこの本で語られているような
ストーリーを共有する
という考え方は非常に重要になってくると思うんです
何か商品を営業するとしても
その商品のスペックを
細かくミリ単位で伝えることなんかよりも
ストーリーを共有するということを意識して
その商品が開発されたこれまでの経緯とか
これからこの業界で
どんな存在感を発揮していくのかとか
そういうストーリーをしっかり伝えてあげる
みたいな形で
皆さんの日ごろのビジネスの場でも
活用できるのではないかと
私は思いました
あと
この本で堀江さんは
ハッタリというのは
そのハッタリを実現するための覚悟とか努力が必要になる
という話をしています
ハッタリぶちかまして
後は覚悟と努力で対応する
なかなか誰もができることではないと思いますが
これも我々サラリーマンの
教訓になる話かなと思いました
今回は異常でございます
〆略