YouTube備忘録

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「大好きなアンディーウォーホルについて語ります」の備忘録

中田敦彦YouTube大学

大好きなアンディーウォーホルについて語ります

youtu.be

 

 

 

ども

中田敦彦です

 

さぁ今日はですね

僕の好きなアンディーウォーホル

についてお話をしたいと思います

 

まぁね

以前の動画でピカソについても

お話したんですけれども

 

まぁそれに次いで

面白いアーティストだな

と僕が思ってるのが

アンディーウォーホルと

 

かっこいいですよね

なんとなくこう

サングラスとかかけて

謎めいてる感じを演出するのは

僕のパーフェクトヒューマンなんかもね

そこから来たのか来てないのか

分からないんですけども

 

まぁね

タモリさんっていう人もいますしね

サングラスをかけて謎めかしたいっていうね

僕のなんか憧れのルーツに

なるのかもしれませんけども

 

これアンディーウォーホルっていう人はですね

有名な絵で言うと

あのマリリンモンローとかの絵ですよね

 

この絵とか非常にまぁ

人気でまぁ

部屋のインテリアとかで

今でも買われたりする人

多いと思うんですけども

 

何がスゴイのかっていうね

ポップアートの巨匠なんて言われて

なんかこうポップなんだぁみたいなね

でもアートなんだねぇみたいなね

すごいんでしょ

なんかオシャレな感じするしね

 

そうなんですよ

だからその他のアートの人とかと

違ってですね

やっぱり現代に近いですから

だいぶわかりやすいんですよね

 

なんとなくオシャレだってことは分かると

はい

その上で

何がすごかったのかっていうのが

非常にねこれ

時代背景を知ると面白いんですよね

 

元々そのマリリンモンロー以外でもですね

非常にヒット作といいますか

それが代表作というのがですね

こちら

キャンベルのスープ缶というやつですね

 

まぁキャンベルのスープ缶というと

我々的にはね

へぇ~って感じですけど

向こうで言うと

めちゃくちゃメジャーな

大衆的な商品なんですよね

なんだろう

日本で言うとカップラーメンぐらいの感じですかね

日清のカップラーメンぐらいの感じで

言ったらまぁ普通にどこでも買えるもの

っていう感じらしいですね

 

それをですね

まぁすごい大量に印刷したんですね

これそうなんですよ

画家の人って

自分でね手を使って

絵筆でキャンバスに描くっていう

イメージがね皆さんにもあると思いますし

美術の時間って言ったら

それをやる時間だと思うんですけど

この方印刷してるんですよね

 

シルクスクリーンというですね

版画みたいなやり方で

印刷すると

なのでまぁ作れちゃうわけですよ

複製できちゃう

何枚も何枚も同じ絵作れちゃう

これまぁ結構アート界では

問題というか

何枚もですねコピーが作られると

何がまずいかっていうと

価値が下がるわけですよね

レアじゃなくなる

 

だからあの写真家の人とかも

もうフィルムをですね

ガーってやって

印刷を20枚だけしたら

全部ぶち込んで捨てちゃうわけだからね

だからまぁ印刷できちゃうわけですから

データとかフィルムがあると

だからもう現像ちょっとだけして

もう価値高めて

後の元のデータ捨てちゃうっていうね

そういうのがアートの世界のやり方なんですけども

 

それがたくさん作れちゃうっていうことで

それアートなの?

っていうことを

物議を醸した人でもあるわけですよ

 

ただそれごと面白いんですね

このねキャンベルのスープ缶

っていうもの自体が

いやいやテーマとして身近すぎるやんと

いや身近じゃないすかと

いう風にツッこまれるわけなんですけど

 

我々からするとね

え?それ何がかっこいいの?

と思うんですけど

ここのメッセージが粋なんですよね

 

要するにこの時代はですね

大量生産できるっていうことが

まずすごかったんですよ

 

我々はもうなんか

え?チェーン店?とかね

マクドナルド?みたいな

普通みたいな思うんですけど

 

いやいやいやいや違う違う

昔はもう名の知れぬ定食屋が

ヴァーあって

この味を他でも再現するっていうのが

難しかったんですよ

 

でもそれを大量生産っていうものによって

自動車とか食品とかが

ぶわぁーと

同じクオリティのもので

どんどんどんどん生産できるように

なったっていうことが

すげぇ未来みたいなね

思ってたっていう時代の中なんですよ

 

なので

アートすらも大量生産できるし

その大量生産できるアートの中で

テーマとして向き合ってるものが

大量生産してるものと

二重の意味でですね

現代を捉えてると

いうアートだったわけですよね

 

まぁ他にもねこういう牛の絵とかもあるんですよ

え?何がカッコいいのこれ

と思うかもしれないですけど

これ実はですね

色が蛍光ピンクとイエローでしょ

ここのね蛍光塗料というものが

新しかった時代なんですよ

 

え?何この具材

具材というか画材ね

カレーみたいになった

具材じゃない画材

何この画材!っていうね

なんか目がちかちかする!みたいな

新しい!みたいなね

 

だからゲームで言うとね

ずっとあのドット絵のねマリオとかやってた人が

いきなりセガサターンでヴァーチャファイターやるみたいなね

何これカクカクしてる

ポリゴン?ねポリゴンなにこれ?みたいなね

まぁ時代

今の人分かんないと思うけど

びっくりしたのよ

カクカクしてるヴァーチャファイター見たときに

未来!って思ったのね

未だともう分かんないですけどね

なにこの原始的なみたいに思うかもしんないすけど

こういう時代でしたっていうことですよね

 

ピンクとか黄色の蛍光色が

なんか新しいみたいな

だからその新しいツールを使って

新しいテーマを描いていく

だからあのマリリンモンローねって

何がすごいって

実はですね

あのハリウッドスターシリーズって

結構ね死んだ人とか

直近で死んだ人とかを

蛍光色で大量生産したの

あれがねシニカルなんだと思うんですよね

 

言ったら

ハリウッドスターっていう

うわぁーっていう人気とか憧れ象徴が

スキャンダルな死に方とかをしたときに

それを複製し作るわけですよ

 

つまりある意味では

スターっていうものが大量生産されて

大量消費されていくっていう

大量生産大量消費っていう

社会の象徴でもあるよねという感じで

かなりシニカルな作品なんですよね

 

あ、なんかオシャレみたいな感じでね

私もちょっと描いてほしいみたいな

そういう流れで描いてもらった

スターとかもいっぱいいるんですけど

最初の意味では多分そういう大量生産大量消費の中に

芸能界っていうものもあるよねという

シニカルな描き方をしたわけですよね

 

アンディーウォーホル面白いのはですね

音楽プロデュースとかも途中からしだしてて

そこらへんもなんかすごい通じるところがあるというかね

オリエンタルラジオやりながらRADIOFISHやったりですね

色んなことやってる

中田色々やるねみたいなね

商売人だねみたいなね

こと言われるのもですね

アンディーウォーホルの僕はポップアートだと思ってるんですよ

僕はねお笑いだけやってるのもいいし

でもね音楽やってもいいじゃないとかね

物売ったっていいじゃない

アパレルでも革ジャンとかパーカーとか

シルバーとかも売ってるわけです僕はね

 

そういうことやったっていいじゃないとかってうね

おもろいじゃないていうね

クリエイティブって一個じゃないよね

みたいなことを言ってる人だから

僕まぁ好きなんでしょうね

 

アンディーウォーホル非常に面白い人です

あのね何がおもろいってね

もう全部のエピソードネタにする人なんですよ

 

あのね

女性関係でもめて

撃たれるんですよ一回

バーンって

すごくないですか?

撃たれて一命をとりとめるんだけど

その後どうすんのーと思ったら

その愛人が自分を撃った銃を絵に描くんですよ

おもろくないですか

いやそんなことする?

じゃあかなり芸人っぽいですよね

なんかだいぶとやらかしたエピソード

逆にネタにしちゃうみたいな

でテレビで話しちゃうみたいな

そういうタイプの人らしいですね

 

非常に面白い

生きてから死ぬまでですね

全部をですね

ネタにした

アート作品にしたという

アンディーウォーホルのお話でした

皆さんも是非調べてみてください

 

 

〆略